UC Berkeley Summer Session

UC Berkeley, Harvardへの短期留学の話。GLPの話も。

GLP phase1まとめ② 所感

実践研究(phase1)で学んだこと 

※概要、具体的なスケジュールについてはこちらの記事を参照してください

 

calsummer.hatenablog.com

 

  •  リサーチの仕方

2年次12月から3年次5月まで半年間、Rohingyaについて調べつづけたのですが、「ひとつのことを半年間調べつづける」ということがまず私にとっては新しく感じられました。

大学生ともなれば本来「なにか自分の興味を追究する」のが望ましい姿なのでしょうが、1・2年生のときは「授業にでて勉強するだけ」という高校生と大して変わらない勉強スタイルだったので、私にとっては初めての本格的なリサーチになりました。

教科書の勉強とちがって範囲があるわけではないので、調べれば調べるほど無限に情報が得られて、「一体どこに着地すればいいんだろう。着地点がどんどん見えなくなっていく」と沼にはまっていくような気持ちがしました。

 

  • チームマネジメント

着地点を決めるうえで大変だったのは、本リサーチが個人のものではなくチームのものだったということです。

チームでひとつの研究発表をするのは想像以上に難しいことでした。

 

・チームで着地点をそろえなければならない。ひとつの結論に収束するように、その結論を支えるような議論を積み上げていかなければならない。

・チームで公平に仕事量を分担するのが望ましい。

・チームで基礎知識は共有しなければいけない。同時に、全員が同じ知識内容を持っている状態なら、それはただの個人研究だ。それぞれが何らかのエキスパートとして機能し、それを最後に結合させて発表をつくるべきだ。そうでなければチーム研究である意味がない。

・チームの最終成果物のビジョンがはっきり見えていないと、個々に進めるリサーチもうまくいかない。

・いつまでに、どこまで調べるか。与えられたディスカッション時間は何を議論すれば有効利用できるだろうか。どのような準備が必要か。

 …などなど。考えなければいけないことは沢山あります。

 

ビジョンが見えるまでの4か月間はとにかく苦しくて、正直GLPなんかやめてしまいたいと思っていました。

私のチームには大変優秀なPEAK生(9月入学の留学生)がいて、私は彼から沢山のことを学びました。

日本の大学ではあまりチーム課題が出ないですよね。最初はうまくいかなくて仕方ないんだと思います。チームワークに慣れている人と組んで、その人から一生懸命盗めるものを盗んでいくしかないんだと思います。

 

  • チーム内での自分の役割

私のチームは先述したように大変優秀なメンバーが一人いて、彼が何もかもやってくれて、私は彼の指示通りにリサーチを進めただけでした。

それが私はとにかく悔しかったし、苦しかったし、つらくて仕方がなかったです。

私はチームの中でも英語が喋れない方だったので、チームの議論が白熱するとついていくのに精一杯になってしまう。マネジメント能力も彼に劣る。自分はいったい何ができるんだろう?と思いました。

GLPに申し込みをするときに"How can you contribute to this program?"と聞かれて、「インターンの経験をいかして~」などと語ったのですが、「あんなに偉そうに語っておいて実際には何もできてないじゃないか!」と。

最終的には"I'm a learner”と割り切ってしまって、お願いします学ばせてください!という姿勢に徹しました。

phase1ではなんの役割も果たせなかったけれど(もちろん自分の担当する範囲のリサーチは全力でやりましたが)、phase2ではphase1の経験を活かしてなんとかチームに貢献するつもりです!

 

  • 先生が素晴らしい

私のチームの面倒を見てくださった先生とTAが本当に素晴らしくて感動しました。

先生は、夏期留学の奨学金申請にあたって推薦状を書いてほしいとお願いしたところ、推薦状を書いてくださったのみならず、私が提出するエッセイとCVについても丁寧に添削してくだりました。

「ここはこういう表現にした方が伝わる」「フォントは揃えて」「文字の大きさはこう」「内容はもっとこういう風に」など、びっくりするほどの面倒見の良さ...。

結局、先生が添削→私が書き直し→添削→書き直し→...と、メールを5回以上往復させました。私も20時間くらいかけましたが、先生もそれと同じかそれ以上の時間を割いてくださったと思います。

おかげで40万円の奨学金をいただくことができて、「この40万円のうち30万円は本来なら先生の取り分だよなあ」としみじみ感謝しました。

 

TAも、「こんな論文みつけたよ!」とslackに沢山論文を共有してくださって、「こんな論文を探していたんです...!ありがとう!!」と何度も助けられました。

「なんて優秀で情熱的で生徒思いな先生とTAだろう...こんな素敵な人たちに出会えてよかった...」と本気で思いました。

(チームによって担当の先生もTAも違います。他のチームの話を聞いたら、先生と揉めた所もあるみたいです。当たりはずれがあるとしかいいようがないです...)

 

  • 英語

Writing:2000字の個人レポートおよび些細なレポートの提出があるので、上達するでしょう。

Reading: 半年間ひたすら英語論文を漁ることになるので、イヤでも上達するでしょう。

Listening: 週1のペースなので、衰えを防ぐことくらいはできるでしょう。

Speaking: 週1のペースなので、衰えを防ぐことくらいはできるでしょう。