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国家公務員採用総合職試験 教養区分1次試験 概要

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総合職試験(大卒程度試験)教養区分|国家公務員試験採用情報N

 

一か月以上更新をさぼっていてごめんなさい...

何をしていたかと言うと、教養区分試験対策の勉強をしていました。

ちょうど昨日(10/1)試験が終わり、一息ついたところです。

今回は、留学などとはあまり関係ないのですが、教養区分試験の勉強の仕方について書いてみます。

 

教養区分とは何か

いわゆる官僚(国家総合職)になるための資格試験みたいなものです。官僚になるためには、試験(国家公務員採用総合職試験)を通過した上で各省庁の面接(官庁訪問)があります。

試験には、教養区分・経済区分・法律区分など様々な区分があります。

要は、教養があるか問われる試験、経済についての知識を問われる試験、法律について問われる試験...ということです。全ての試験に合格する必要はなく、どれかひとつを選んで、そのひとつに合格することができれば、面接にいく資格が与えられる、というわけです。

 

国家総合職 秋試験(教養区分)ガイダンス /Wセミナー

↑この動画が、教養試験を簡潔に説明していてわかりやすいと思います。

 

なぜ教養区分か

・教養区分試験は無料で受けることができる。

・申し込みはインターネットで簡単

・9月末ごろに試験があるので、民間就活と被らない(法律区分など、教養区分以外の試験は春に試験があります)

・試験問題もわりと簡単(専門的でない)

 

教養区分試験1次試験の勉強の仕方

あまりネット上に教養区分の勉強の仕方が見つけられなかったので、書いてみます。

私はTACという資格学校?に通いました。が、もちろんTACに課金などしなくても合格はできます。

1次試験は

論文4時間

基礎能力試験Ⅰ(国語、英語、算数)  2時間

基礎能力試験Ⅱ(時事、数学、物理、化学、地学、政治、法律、経済、思想、世界史、日本史、地学)  1.5時間

という構成になっています。

 

①過去問を手に入れる、解く

人事院に過去問を請求することができます。このブログに詳しいです。

blog.goo.ne.jp

 

②過去問の傾向を踏まえて、勉強する

優先順位は、基礎能力試験Ⅰ→論文→基礎能力試験Ⅱの順です。

1次試験では基礎能力試験ⅠとⅡが採点され、この点数で受験者の10分の1くらいに絞られます。

1次試験で論文を4時間もかかされるのですが、実は論文を採点してもらえるのは基礎能力試験で一定の点数以上を取った人の答案だけなので、とにかくまずは基礎能力試験を突破しなければならない訳です。

・基礎能力試験Ⅰ

国語、英語、算数(”数的処理”と呼ばれています)の試験です。

基礎能力試験ⅠとⅡは重みが異なっていて、Ⅰの方が重いです。重いというのは、負担が重いというのではなく、試験の配点が重いという意味です。

国語と英語は大学受験やTOEFL,TOEICを経験したことがある人なら、特別対策をする必要はありません。英語については、単語のレベルが結構高いので、先に選択肢を丁寧に読んで文章の内容についてあたりをつけてから、英文を読み始めると正答率があがると思います。

数的処理については、過去問をひたすら解いて慣れましょう。中学受験をした人なら一度はやったことがあるような算数の問題です。

時間が足りなくなると思うので、なるべく「きちっと解かない」という方針で臨みます。要は選択肢がひとつに絞れればいいわけで、大体のあたりをつければ絞れることが多いです。その「あたりのつけ方」はコツがあるので、自分で過去問を解きながら身に着けていくしかありません。

・論文

「国家はどうあるべきか」「公務員はどうあるべきか」などがテーマで、2本の論文を4時間で書きます。途中で集中が切れるか、集中が切れないにしても知らずのうちに疲弊してくると思うので、一度、お手洗いに行くことをおススメします。体を動かしてリフレッシュしましょう。

対策方法としては、友達と一緒に過去問を2年分程度書いてみて、答案を交換しあうのが良いと思います。「この言い回しは使えるな」「こういう視点が自分には欠けているな」ということに注意しながら友達の論文を読むことが、一番勉強になります。

だいたい10点満点で最低でも6点、最高でも8点程度しかつかないので、ここに力を尽くすのは効率が良いとは言えないでしょう。一度も過去問を解かずに試験当日を迎えるのが不安であれば、その不安を解消する程度でちょうどいいと思います。

・基礎能力試験Ⅱ

とにかく範囲が広いので、勉強するのが一番難しい所です。とりあえず、センター試験で自分が使った科目について復習すれば良いと思います。センターで使っていない科目まで手を広げてしまうと収拾がつかなくなります。

後は、時事の確認ですね。これについては市販のテキストを参考にするのが良いでしょう。

1年前から2年前の範囲で

成立した法案・改正された法案・最高裁判決・ノーベル賞など日本人受賞者・流行した感染症地震などの天災・登録された遺産・開かれた国際会議

をチェックしましょう。

1年前の年度において各省庁から出された白書に一通り目を通すと、論文対策にもなります。

基礎能力試験Ⅱは半分とれれば合格ラインに乗るので、完璧主義は禁物です。全範囲をやるのではなく、山を張って、せいぜい7割程度の範囲を勉強すれば十分です。

 

 

以上が大雑把ではありますが、教養区分の勉強の仕方になります。もし詳しく聞きたい方や質問のある方がいらっしゃれば、コメントくださればお返事いたします。

TACに課金しなくても大丈夫、と最初に書きましたが、自分で勉強進めるの不安だな...と思ったら課金すれば良いと思います。私はそのパターンでした。

市販のテキストは沢山あるしどれが良いか分からないし選ぶの面倒...周りの人がどうやって勉強しているか知りたい...などという人は課金の価値はあると思います。

とりあえず過去問は人事院に請求してから届くまでに2か月程度かかるので、関心をもったらまずは過去問を請求してみてください。

来年度以降に教養試験を受験される方々のご健闘をお祈りいたします。

 

勉強方法の詳細についてはこちらを参照してください。↓

 

calsummer.hatenablog.com