実践研究Phase1(2年次12月~3年次5月)
概要
Phase1の主な目的は、学生が、異分野にまたがる既存の学問分野の枠を超える研究スキル、英語のコミュニケーション・プレゼンテーションスキル、およびチームワークコンピテンシーを身につけることです。 Phase2で自分の研究プロジェクトに着手するときに、こうしたスキルを十分に保持している必要があります。
このため、Phase1では、プロジェクトに基づく、焦点を絞った「足場かけ支援」の学習手法を採用します。 学生がGEfIL申請書に記載した「地球規模問題」について関心のある事項に基づいて、大規模なシナリオ(ケーススタディ)が用意され、これが学生の研究プロジェクトの枠組みになります。
地球規模問題は複雑で、通常、多様な知識と価値観を併せ持つエキスパートとの間で協同する必要があるので、 Phase1の研究プロジェクトは、同様の関心を持ちながら異なる学問分野に所属する学生たちによる学際的チームで実施します。 チームとして、また個人として、学生は企画段階から知見のプレゼンテーションまで、「現実の」研究とは何を意味するのかを経験します。 各チームは、所定のシナリオの特定側面に対する解決策を研究し、それを提案して、他のチームと自分たちの考えを互いにディベートし、有意義な協同作業を通じて、様々なエキスパートや「利害関係者」の関心事(およびコメント)を考慮します。 このプロセスを通じて、知識を養い、アジェンダを設定し、行動・研究計画を構築、実行し、効果的な学際的チームワーク作業を行い、討議およびプレゼンテーションのスキルを駆使することを経験します。
この科目は、以下の2つの要素が、一組のらせん構造のように互いに関係する仕組みになっています。
1.分野の枠を超える各研究プロジェクトにおいてよく提起される一連の基本的疑問
2.構造化されたタスクを通じて学生が一貫して獲得する研究スキル
以上はGLPのwebページから引用しました。
実践研究 | 東京大学 | グローバルリーダー育成プログラム
スケジュール
12/3 GLPオリエンテーション
12/17 初回@駒場
12/24 第二回@駒場
クリスマスイブだったので、授業後にクリスマスパーティーをしました(楽しかった)。
1/7 第三回@本郷
この日は土曜日にも関わらず普段の授業があり(補講日だった)、GLPを欠席しました。半分以上欠席するとGLPの単位をとることはできません。
成人式も近く、地方出身の人は帰省していた記憶があります。
1/16 夏期留学先志望、志望理由のエッセイとともに提出
1/30-2/2 試験
2/4 第四回@駒場
中間プレゼンテーション。2/2まで試験だった関係で、2/3に徹夜してプレゼンの準備をしました..きつかった...。
中間プレゼンは、ポスタープレゼンテーションという形で行われました。
春休み。各グループで集まってリサーチを進める。
4/1 第5回@本郷
この辺りで脱落者がちらほら。
10時から18時までレクチャーとディスカッションがあるのは正直きついです。留年が決まってしまった人などもGLPを履修することはできなくなります。
4/15 第六回@本郷
日本の難民支援所の方が来て講義をしてくださった。
チームで最終プレゼンに向けて大詰め。
チームで結論をどこにもっていくか、どのように分担するか、どの辺までのリサーチをいつまでに終わらせるか、などなど...チームマネジメントってこんなに大変なんだ!と感じました。
4/22 第七回@本郷
プレゼンの仕方についての講義があった後はずっとチームで話し合い。
なんとかなりそうという希望がみえてきた。
4/25 absract提出
チームリサーチのまとめ(たしか300wordsくらい)を提出
5/13 最終プレゼン@本郷
15分程度の短いもの。Q&Aでは、ジャーナルの記者さんやNGO団体の代表者から厳しい質問が飛んできて、さすがだなと感じました。
たくさん準備したので、チームとしても納得のできるプレゼンができました。
打ち上げが最高に楽しかった。
5/23 個人レポート提出
英語で2000words.
試験が5/29からだったので、「なんで試験1週間前なのにこんな夜遅くまでレポート書いてるんだろ...」と悲しくなりながら、ALESAの授業の資料を引っ張り出しながら論文を書いた記憶が。
結果的には経済学部の試験は1週間前からの準備で余裕だったし、レポートもA-の評価をもらえて、なんとか両立できた!という達成感を得ました(笑)