出願は、5校をめどに行う。(3~10が相場らしい。金額的にも手間的にも、5くらいが良いのではないか)
先輩の体験記から、関心のありそうなところをピックアップ。
◎×は主観なので悪しからず。
※前提として、私の考えは以下のとおり。
・経済学部卒で、卒論は計量分析をした→計量分析の限界は知っているつもりで、これを深堀したいという気持ちがない
・pythonのコードも基礎的なところは書ける(UCバークレーのサマースクールでpyhonの授業を履修した)→これを英語で勉強する意味はないと分かった。コンピュータサイエンスをとってプロジェクトマネージャーになることが私の夢ではない。
・生徒のダイバーシティがあるところに行きたい
赤文字は個人的に良いと思ったところ(さらに要調査)。オレンジは、まあ出願しても良いかな、と思ったところ。
①コロンビア・行政学@ニューヨーク
◎インターンの機会(国連や、ウォールストリートの金融機関)
×最も課題の多いポリシースクール
×マンモス校→事務対応が悪い
×経済系の専攻はほとんど中国人
×必須科目が行政学、経済学、統計学の基礎であり、既習内容。かつ課題も多いので、自分の関心分野に時間がさけない
×物価が高い
→行政学と公共政策は同じコースを指していると分かった…piblic administrationのこと
②コロンビア・公共政策(SIPA)@ニューヨーク
◎アカデミアと実務がミックスされた講義
◎ビジネス、社会科学等の科目も履修可能。(対象外の授業でも、担当教授と個別に相談することで卒業単位にカウント可能)
◎職務経験のある学生が多い。
×1学年1000名→教授との距離は近くない、生徒の繋がりも弱い
×物価が高い(1学期で30万円程度の自費負担。大学のアパートメントに入ると良い)
・ほかに国際関係学修士もある。公共政策との垣根が低く、幅広い分野から授業を選択できる。安全保障分野の授業が豊富。
→授業が面白そう
Master of International Affairs (MIA) | School of International and Public Affairs
・early applicationが可能(11月初旬締切。合格発表はクリスマス頃で、あまり実益はない)
・TOEFL110点を下回る場合、サマースクールへの参加が必
③シカゴ(ハリススクール)・公共政策
◎幅広い科目選択
◎必修がミクロ、統計学、政治学の6単位。残る12単位は選択、うち6単位は他の大学院の受講可能。
◎10月のearly application(いちばん合格しやすい)で11月に合格をもらえる
×大規模(600名)
×国際関係学は弱い ⇔ ◎社会学は強い
×中国からの留学生が大半を占めるので、多様性はあまりない。日本人は20名程度
④ジョンズ・ホプキンス 国際関係@ワシントンDC
◎国際関係大学院でありながら経済学重視
◎1クラスの規模が小さい(多くても20-30人)
×寮がないので生活費が高くつく
・専攻を自由に選択可能(安全保障や環境などの個別テーマを専攻することも、特定
・1年間アメリカ、1年間ヨーロッパという選択も可能。
×toeflの合計スコアが105点以下、あるいはspeaki
⑤タフツ(フレッチャースクール)・国際関係@ボストン
◎クラスメイト20人前後
◎大学のネットワークが強い。(いわゆるフレッチャー・マフィア)
◎出身国の多様さ(半数が留学生。今まで多くの日本人学生受け入れ経験あり。官僚は受かりやすいとの噂)
・安全保障系の授業が良い(△近年は人権分野に力を入れている)
・ハーバードの授業を受講可能
×職務経験2-3年の学生が多い?
⑥ハーバード・デザインエンジニアリング
◎必修科目が少なく、履修の柔軟性が高い(経済や国際関係も履修できる)
◎MIT・タフツの履修も可能
・英語でプレゼンする機会が多い
・デザイナー、エンジニアが多い
⑦ハーバード(ケネディスクール)・公共政策/開発経済
◎開発経済は、100名以下。1年目は経済学、2年目はケネディスクール全体から関心科目をとれる、途上国へのインターンが必須。就業経験のある学生が集まる環境(※先輩に連絡可能)
×開発経済は博士初級レベルの経済学の授業が必修
・2年制MPAは既に修士号を取得しており、実務経験のある人が対象で、英語要件もそこまで厳しくない?(要調査)
・MPPは、約70%が米国人でTOEFL110点(各セクションごとに25点)のrequirementを満たしていることは重要。
・MPPは統計、線形代数、経済学の成績提出を求められる
⑦カリフォルニア・ロサンゼルス校
◎必修と選択が半々。特に2年目は、他学部の授業も広く履修可能なので、MBA、経済学部などの授業も可能。
◎1学年60-80名
×カリフォルニアやロサンゼルスの政策にフォーカスした講義も多い
×州政府への就職を希望している学生が多く、将来につながるコネクションが得づらい。
×学部からそのまま大学院に入学する学生が6~7割
×アジア人が多い
⑨カリフォルニア・バークレー 公共政策
◎経済関係で良い講師陣
◎ネイティブスピーカーが多く、日本人同士でなれ合わない
△履修の柔軟性が高いが、コアカリキュラムが多い
×定量分析を専修したいのでなければ向かないかも
(※1年のglobal study修士もある。地域を選択する必要あり。受講自体は経済や政治で、テーマがglobalであること(ミャンマーのデモが国際社会に与えた影響など)。少し関心と違うように思う)
Global Studies MA | Global Studies
⑩カリフォルニア・サンディエゴ 公共政策
◎気候が良い
◎公共政策修士は1学年60名未満で、教授との距離が近い
×日本人が多い
×州政府への就職を希望している学生が多く、将来につながるコネクションが得づらい。
×ミクロ経済・統計・計量分析など、大学で習ったような内容が多そう
⑪MIT・デザイン
◎文系でも出願可能
◎マネジメントが重点的に学べる
・GREスコアが必要、英語面接あり
⑫コーネル大学・公共政策
◎計量分析だけではなく社会学や自分科学等も学べる
・田舎
⑬ノースウェスタン大学・経営管理+デザインイノベーション
◎スタートアップや金融業界の実務者もいる?
◎デザイン学とのダブルディグリーを唯一?提供している大学
◎特に金融のアントレプレナーシップに関心の強い学生が集まる?
⑭イエール・国際開発経済
・2年で経済学修士を取得可能
・1クラス30名程度
〈先輩の体験記が見つからなかったので再度調べる〉
スタンフォードとプリンストンは、3年で、MPAとMBAが完了できるコースを提供している。単にMPAを専攻する場合でも、ビジネススクールの授業が履行可能か?
Princeton:
Princeton School of Public and International Affairs | Graduate School