24年夏からの留学の場合、23年1月に、人事院に調書を提出することになる。
やっかいなのは、現時点で希望する大学名と専攻(第三希望まで)を、調書に書かなければならない。
実際に大学にアプライするのは、24年1月頃であり、1年前の段階で、志望大学が固まりきっていることは稀だろう。
実際にアプライする大学が、人事院に提出した調書に書いた大学名と変わってしまっても、問題ない。
しかし、調書に書いた専攻と異なる専攻にアプライすることになる場合(※)、理由書の提出が必要となる。正当な理由があれば問題なく認められるが、ひと手間かかることは事実であり、まずは専攻をしっかりと検討することが重要。
(※)たとえば、調書には「国際関係学または公共政策」の修士を取得予定と記載したのに、その後、気が変わって、「法学」の修士プログラムにアプライすることになった場合。