米国留学・公務員就活の参考情報

留学や国家総合職試験について「こういう情報が欲しかった」と思ったもののメモ

奨学金

奨学金の取得

注意:東大の夏期の短期留学プログラムを利用する場合に限って話を進めます。

付属の奨学金は以下の2種類です。

日本学生支援機構(JASSO) 「平成28年度海外留学支援制度(協定派遣)」

8万円/月

(※地域により、6万~10万の幅があります。UC Berkeleyの場合は、8万円です)

②卒業生有志の短期留学支援プログラム「東大生海外体験プロジェクト」による奨学金

8万円/月

 

プログラム応募の際に、「奨学金確認書」を提出します。

奨学金確認書」の内容は、以下3点

1.奨学金を希望するかしないか

2.奨学金の対象となる経済状況下にあるか(年収・所得の上限額が設定されています)

3.上限を超えているが経済的理由により自費のみでの留学が困難である場合、理由を記述

 

東大 GPA計算

前年度の成績評価係数が2.00未満の学生は奨学金をいただけません。

また2.00以上2.30未満で奨学金を希望する学生は、「自己推薦書」という書類の提出が必須です。

成績評価と成績評価係数との関係は以下の表のとおりです。

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成績評価ポイント×単位数(授業数ではない)÷単位数=成績評価係数

 

例)優が20単位、良が10単位の時、成績評価係数は

(3×20+2×10)÷30 =2.66..

※GPAの計算方法は、提出する書類によって異なるので注意してください!

これは夏期留学プログラムにおける、GPAにあたるもの(成績評価係数)の計算方法です!

 

1年生の時に2食で行われた留学説明会に行ったとき、

「全優が前提」

と言われたのですが、そんなこともないので心配しすぎなくて大丈夫です。

が、なるべく良い成績をとるに越したことはないです。

(私は成績評価係数3.00でした。)

 

 

留学後①

東大生海外体験プロジェクト学生報告会

先日、留学に際し奨学金を出してくださった寄付者の方々へ、学生から留学の報告を行う立食パーティーのようなものがありました。

東京大学国際交流課の方々が主催してくださったものと思います。

プロの経営者として知られる藤森義明さまをはじめ、そうそうたる出席者の方とお話をすることができました。

このような機会を留学後に与えていただけることも、東大の留学プログラムを利用するメリットのひとつです。

 

この報告会で、東京大学の渉外部(?)の方がおっしゃっていたこと。

「留学経験を、ご友人に拡散してください。

たくさんの学生が留学をすることが、東大の力をあげることにつながります」

 

これを聞きまして、私も微力ながら、留学経験をなるべく多くの東大生に拡散していかなければとの思いから、本ブログを再開させていただきました。

1か月ほど更新をさぼっていたのですが、また今日から、ゆっくりではありますが更新を再開していこうと思います。

よろしくお願いいたします。

 

【補足】

留学を考えている東大生で、何か質問のある方がいらっしゃったら、コメント欄にお願いします。

力になれるよう、可能な限りお答えします!

 

 

Berkeley 気候

気候・服装

summer sessionは毎年5月の末から8月の中旬にかけて行われます。

この頃のberkeleyの気温は、意外に涼しいです。

昼はそれなりに暖かくなるのですが、夜がとにかく冷えます。

夜そとに散歩に行くときなどは、長袖を着て、そのうえから厚めのパーカーを羽織って、それでも肌寒いくらいでした。

私の場合、昼は薄手の長袖1枚、夜はそのうえから厚めの上着を羽織る…という感じで生活していました。

 

さらに、サンフランシスコに観光に行く場合、ゴールデンゲートブリッジ周辺は海風が強く、とても寒いです。

7月末に行ったのですが、冬物のコートを持って来ればよかった…!と後悔したくらいには寒かったです。

強風であおられるので、短いスカートで行くのはやめておいた方がいいと思います。

 

Rooms in I-House 

料金および部屋の選択

2人部屋の方が値段は当然安いです。

参考までに、2016summerの値段表を貼っておきます。(工事の関係で例年より多少値段が安かった)

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上の表のとおり、summer sessionに参加する学生は、Double, Single, Premium Singleの3タイプから選べるのですが…

 

ここで下の表をご覧ください。これはsummerでななくacademic yearの料金表です。

選択肢がsummerより多いのにお気づきでしょうか。

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実は、summerでいうdouble roomには、regular double, large double, premium doubleの3種類が含まれているのです。

同様に、summerでいうsingle roomには、low-price single, regular singleが含まれています。

 

これが意味すること…

①double roomに申し込むと、regular doubleに入れられる可能性もあるし、large doubleに入れるかもしれないし、premium doubleに入れてもらえるかもしれない。どの部屋になったとしても料金は同じ

②single roomに申し込むと、運が悪いとlow-price singleに入れられてしまう。その場合でもregular singleに泊まるひとと同じ値段

なんとなく納得いかない感じですが、部屋を選ぶことができないので、運ゲーとしか言いようがないです。

 

部屋が選べないと言いましたが、身体的になにかしらの障害がある場合などはもちろん考慮されますので、その旨をI-House申込の際に伝えましょう。

 

なお、summer期間中のdouble roomは、同じ国のひとや同じ大学のひとと同室にされるケースが多いです。(海外の方との同室を期待する学生にとっては、ちょっとがっかりですよね)

 

I-House内には24時間使えるlibraryがあるので、2人部屋で万が一勉強に集中できないことがあれば、図書室でも勉強できます。

 

 

 

 

 

 

Room in I-House(部屋)

部屋の様子

私はsingle room(一人部屋)に泊まりました。

部屋の様子は、I-Houseのサイトで見ることができます↓

Virtual Tour of I-House Single Room

 

・窓

開閉が難しくていつも友人にやってもらっていました笑

網戸もついているので、虫が入ってくるということはない。

(そもそもバークレーに虫が少ない感じがしました。蚊にもさされなかったです。)

・椅子

肘掛けもついていて座りやすい。

座布団があると、長く座っていても疲れにくいかも。

・机

引き出しが3つついている。大きさも十分。

・電気

机の上に電気がひとつ、部屋全体の電気がひとつ。

滞在中に両方壊れたのですが、修理をお願いしたら迅速に対応してくださいました。

あかるさに問題はないです。

・タンス

十分な大きさ。

・ベッド

シーツ・毛布・枕・枕カバーは自分で購入。

I-Houseで購入すると上記のもの+バスタオル一枚で70ドルくらい。

近くのtargetで買った方が安いです。

 

f:id:calsummer:20160918120901j:plain・収納スペース

中にトランク2個、靴を置いていました。

木の棒の所にハンガーをかけて洗濯ものをほしていました。

乾燥機も使えるのですが、部屋があまりにも乾燥していたため(朝おきると喉が痛かった)、部屋干しをしていました。

部屋干しでも、タオルなどは一日かからずに乾くので、においなどの問題はなかったです。

ハンガーは多めにあると便利。

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下の写真の右手に、上で説明した収納スペースがあります。

・扉

オートロックなので、鍵を持たずにまちがって扉を閉めてしまうと、締め出される。

3回までは、受付の人が無料で開けてくれますが、4回目からはお金とられます。気を付けましょう。

私は、学生証と一緒にして鍵をいつも首からさげていました。(おすすめ)

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Bathroom in I-House(お風呂)

お風呂

海外に長期滞在する際に気になるのが、お風呂の状態だと思います。

I-Houseのお風呂・トイレは各部屋に個別のものがついているわけではなく、各階で共有します。

綺麗です。

 

I-Houseのお風呂は個室になっていて、

カーテンの手前に脱衣所的なスペースが、カーテンの奥にシャワースペースが、あります。

右手に、荷物をかけられるフック&荷物を置ける台(?)があるので、

パジャマ類を入れて掛けておく袋を持っていくと便利。

あと、シャンプーやリンス、ボディソープをまとめてもち運べるようなもの(袋状のものでもいいし、私は洗面器にまとめて入れて右手の台の所に置いていました)も持って行った方がいいです。

自分の部屋とbathroomを往復する時に、お風呂道具一式をコンパクトに持ち運べた方が楽なので。

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各階に3つか4つずつあります。

もちろん男女別です。

どの時間帯に行っても大抵ひとつは空いていたので、お風呂が混んでいて並ばなきゃいけない~なんてことはありませんでした。

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シャワーヘッドは固定。日本だと、取り外して手に持てるシャワーへッドの方が多いので、最初すこし不便に感じます。

慣れてしまえば大したことはないです。

温度調整も問題なし。お湯が出ない、なんて困ることもありませんでした。素晴らしい。

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お風呂関係で持っていくべきものリスト

①シャンプー・リンス・ボディーソープ

備え付けのものはありません。こだわりがある場合は日本から持っていきましょう。

そこまでこだわりがないなら、持っていくと荷物になるので、アメリカで買うのがベスト。

I-Houseから歩いて10分の所にwalgreenというマツキヨ的なお店があり、大きいメーカーのシャンプー・リンス・ボディソープなら大体そろっています。

 

ボディタオル

体を洗う時に使うナイロンタオルのことです。

必要なら。日本から持っていくと良。アメリカだとあまり売っていないという話を聞いたので。

 

③タオル

水気を拭くタオル。

日本から持って行ってもいいし、アメリカで買ってもいい。

数を多めに持っておくと、毎日洗濯しなくていいから楽…笑

 

④サンダル

これは大事。

部屋とお風呂の往復の時に履く。そしてお風呂の中でも履く。

共有のお風呂なので、毎日清掃員の方が洗って下さるとはいえ、ちょっと衛生的に不安…

ほとんどの人がサンダル履いたままお風呂はいっちゃいます。

てきとうなビーチサンダル一足持っていきましょう。

 

⑤パジャマ類をいれる袋、および、シャンプーなど一式をまとめる入れ物

上に書いた通りです。

部屋とお風呂を往復する時に、シャンプーを右手に、ボディソープを左手に、パジャマを脇にかかえて…というのは面倒。

洋服類をいれる袋ひとつと、シャンプーなどをいれる入れ物ひとつ。この二つだけ持って行く、という方がシンプルでいいですよね。

 

International House

宿泊先の選択

私はInternational House(通称アイハウス)に滞在しました。

sessionA, B, Cのいずれかに参加する学生は、I-Houseに入れることが多いですが、sessionD,Eのみの参加学生は、「満員のため入ることができない」ということがしばしばあるようです。

 

食堂での食事100食と、I-House cafeでの食事100ドル分がついて、10週間で50万円程度でした。

高いですよね…

とはいえ、Berkeleyはそもそも地価の高い所ですので、他の宿泊施設を自分で探しても、たとえばこの半額で宿泊できるような所を見つけるのは相当難しいです。

だったら、食事がついていて、たくさんの国の優秀な学生と交流することのできるI-Houseに、これだけのお金を払う価値はあると考えます。

 

I-Houseのメリット

毎週水曜日のcoffee hour

週に1度、住人が1階のホールに集って、コーヒーを飲みながらおしゃべりをする会。

50か国以上から集まった600人ほどの住人がI-Houseには滞在しており、一回のcoffee hourへの参加者は、多いときには200人程度になります。

様々な国の方々と気軽に話をする機会を有効に利用すれば、素晴らしい経験を得ることができるでしょう。

ちなみに私はコーヒーが飲めないのですが、水を飲みながら参加していました笑

 

食事

食堂の食事はビュッフェ形式で、おいしいです。

(毎日似たようなメニューなので飽きるという説もあります笑)

10週間で100食は足りないように感じるかもしれませんが、実際は友人に誘われて外食する機会も多いので、100回ぶんを使い切れないひとが多いです。

水も食堂で手に入るので(水筒にいれて持ち運ぶひとが多い)、水を自分で買う必要がないのもメリットだと思います。(買うと重いから)

 

ビリヤード、卓球やり放題

24時間無料でやり放題です。

ダーツもありますが、的の部分(?)しか用意されていないので、マイダーツをもっていないとプレイできません笑

不真面目な感じの学生が溜まっていたので私はあまり利用しませんでしたが…

 

野球やバスケ観戦、アミューズメントパークへのチケットを安く購入できる

I-Houseの住人は、格安でチケットを手に入れることができます。

たとえば、本来20ドルの野球観戦チケットを10ドルで購入することのできる機会がありました。

 

facebook group

I-Houseの住人用のfacebookグループがあり、「このギター欲しいひといたら譲ります」とか「今週末〇〇に行くんだけど、一緒にいきたいひといる?」とか、住人が気軽に投稿します。

これが大変便利かつ有益なので、I-Houseのfacebookグループに入れるということ自体にもメリットがあると感じました。

 

 

ということで、今回は「I-Houseはいいぞ」という話をしました。

また改めて、I-Houseの部屋やお風呂などについて書こうと思います。