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国家総合職教養区分 二次試験① 企画提案の勉強方法

就活でずっとばたばたしており更新が遅くなりましたが、

12/8の合格発表で、無事2次試験に合格しました。

 

ということで、2次試験の勉強の仕方について書きます。

2次試験は

①プレゼンテーション(企画提案試験)

②面接

③グループディスカッション(政策課題討議)

の3つから構成されており、試験は2日間にわたって行われます。

試験会場は受験番号が早い人の方が遠い会場(埼玉)に飛ばされ、受験番号の遅い人の方が都心に近い会場になるので、あまり早く申し込まない方がいいかもしれません...(埼玉の会場の人は、近くのホテルに宿泊している人もいました)

 

企画提案試験

試験の流れ

資料を読んで、小論文を書く(2時間)

昼ごはん(1時間)

待ち時間(ひとによって異なる。0分~5時間)

準備室に呼ばれる。プレゼンの準備をする時間が与えられる(たしか10分)

試験室に呼ばれる。試験官が2人いる。プレゼンを行う(5分)

質疑応答(20分)

帰宅

 

勉強の流れ

(1)資料を読む

1次試験合格発表の日に、「2次試験企画提案にむけてこの資料を読んできてください」という資料が指定されます(ネット上で公開)。

今年は厚生労働白書と労働経済白書などが参考資料として指定されました。

資料はネットに公開されていたので、無料で読むことができました(私は実際に資料を購入したのですが、6000円くらいして高かったし、全然読まなかったので、買う必要はなかったなあと思います)。

(2)資料から問題を推測する

たとえば今年なら、厚生労働白書を読んで、

・労働力不足を補うための政策を提案せよ

・高齢者雇用を増やすための政策を提案せよ

労働生産性を高めるための政策を提案せよ

という3つの問題を推測しました。

というのは、白書に掲載されているデータの焦点が労働力不足・高齢者雇用・労働生産性だったからです。

(2)推測した問題に対して、提案する施策を考える

上記3つの問題どれが出たとしても本番焦らないように、推測できる全ての問題に対して施策を考えます。

施策を考える際に参考にしたのは、

・政党が発表している施策提案

・過去に行われてきた施策についての省庁発表資料

・新書(「限界国家」毛受敏浩著  など参考にしました)

NPO団体や大学研究所の発表している資料

・海外の施策とその効果

などでした。

思考のフレームワークとしては、

現状分析→目標は何か?→何が原因で現状は目標に近づかないんだろう?→課題の洗い出し→最もクリティカルだと思う課題を選定→それに対する施策を講ずる

という一般的なフレームワークで問題ないと思います。

(4)練習

友達と練習しあうことが大事です。

練習することでプレゼンの仕方がうまくなるし、お互いに質問しあうことで本番どんな質問が来ても焦らずに対応できます。

提案する施策の内容自体について議論をするのもとても楽しいと思います。

 

施策を考える時に意識するポイント

・ロジックは明確か?

たとえば、「労働者不足に対する施策を提案して」と言われた時に、高齢者活用の施策を提案したとします。

ほぼ100%、質問で、「なぜ女性でも外国人でもなく高齢者にしぼったの?」と聞かれますから、それに明確な答えが返せるよう、ロジックを組み立てておく必要があります。

・国民はその施策に納得するのか?

私は外国人労働者を支援する施策を提案しました。質問で、「外国人支援のために国民から集めた税金を使うことを、国民にどう納得してもらうのか?」と聞かれました。

自分が提案する施策について、国民にいかに納得してもらうか、という視点を忘れてはいけないと思います。

・あまりに小さくまとまりすぎてはいけない

上にあげた2つの注意点をふまえて施策を考えると、どうしても、提案する内容小さくまとまってしまいがちです。

当日、試験官の方は忙しい中わざわざ学生の選考のために時間をつかって、採点をしてくださるわけです。学生みんなが似たり寄ったりで面白味のないプレゼンをしてきたら、「時間の無駄」と思われても仕方ないと思います。というか、私が試験官だったら、時間の無駄だと感じると思います。

せっかく時間をいただいているのだから、「私たち学生が試験官を楽しませる」という気持ちを忘れてはいけない、というのが私の持論です。

過去教養区分にうかった先輩の話を聞いても、多少アグレッシブな施策の方が高得点が出るようです。(「合格したいだけで、高得点は必要ない」という方は、面白味のない施策を提案しても全く問題ないです)

 

記事が長くなってしまったので、

②面接                 (comoing soon)

③政策課題討議   (see below ↓)

については記事を改めます。

 

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